
阿見町のMさんのロードスターですが、お客様の持込みで マキシム製のエキゾーストマニホールド
いわゆるタコ足の取付け依頼です。気軽に引き受けたのですが NCロードスターの純正エキマニは触媒一体型で、エンジンルームが狭く触媒が取り出せるのかぎりぎりです。

左フロントタイヤ側からの画像なのですが、ただでさえ狭い所にステアリングシャフトが通っています
当初をお預かりした当日に作業を終わらせようとしたのですが、考えが甘かったです。

ステアリングシャフトのユニバーサルジョイント部を上下のボルト2本を外し上にスライドさせてステアリングラックから外すのですが、スライドするハズのジョイント部が固着していて動きませんでしたが
オルタネーターを外しバールで少しずつこじってスライドさせます。

このようにエンジンからエキマニが外れても上に抜けず、バッテリーをケース事外しオルタネーターも外すハメになりました。

取付け完了です。NCの純正マニホールドは触媒一体になっていて見るからに排気抵抗になっていそうなのですが、マキシム製のエキマニは小型のメタル触媒を2個使用し、エキパイを4-2-1と集合させ中低速重視の設計のようで、試運転するとアクセルレスポンスが格段に良くなり低回転からトルクが出ていて、街中で普通に流してるだけでもノーマルよりさらに楽しくなりました。