当店デモカー(自分の車です)のルノー メガーヌエステートGT220です。グレード名はずばり220馬力
なので、非常にシンプルです。クーペと同じエンジン F4Rをデチューンしているのですが、トルクはほとんど変わらないので、体感では ランエボⅢやGC8インプレッサ並に速いです。
今回クラッチの切れが悪くなり、ギアが入らなくなるトラブルが発生し、かろうじてレッカーのお世話にならず、自走で帰って来れました。
初めは クラッチレリーズシリンダもしくはマスターシリンダのトラブルかと思ったのですが、調べると メガーヌ3のクラッチホースには、クラッチダンパーという クラッチ接続時のショックをやわらげる部品がついていて、そこからオイル漏れを起こしていました。
画像ピンボケで申し訳ありませんが、中央の黒く丸い部分が クラッチダンパーです。
交換作業はバッテリーケースを取り外す必要がありますが、その前にルノーは バッテリーを外すのに一手間かかります。
プラス端子はバッテリー裏のターミナルかナットを外し、マイナス側も長いステー付きのケーブル2本を外さないと、バッテリーが外れません。
このホース自体は細いピンで止まっているだけですが、クラッチのエア抜きは一人で作業すると時間がかかってしまいます。
交換後は 以前は一速にシフトする時にひっかかりがありましたが、ホース交換後は各ギアにスムーズにシフトでき、シフトチェンジが楽しくなりました。