先日納車したばかりの筑西市の Fさんの プジョー307 1.6フェリーヌ 5速MTですが、電話があり クーラントが漏れているとの事で引取りに行ってきましたが、自走不可能な状態でした。
原因は サーモスタットケース(樹脂製)のゴムパッキンの変形によるクーラント漏れです。もうゴムパッキンがぼろぼろでした。
シリンダーヘッドのサーモケースを外した状態です。10mmボルト4本で止まっているだけなので、交換は簡単です。
新品のサーモケースです。樹脂製のケース内部にサーモスタットと水温センサーが組み込まれています。
取付け完了です。ヒーターを最高温度ブロアーを最大風量にして、クーラントのエア抜きをします。まずエンジン指導前に画像の青いキャップを外し、リザーバータンクからクーラントを注入し、エア抜き穴からクーラントが出てくるまで注入します。
今回リザーバータンクも変色しているので、新品に交換します。欧州車はリザーバータンクにラジエターキャップが着いていて加圧しているケースが多いのですが、このリザーバータンクからのクーラント漏れも多いです。
く