在庫のプジョー208 1.6XY です。GTの後継グレードで、1600ccの直噴ターボエンジンです。ガラスルーフや ナッパレザーのハーフシートなど、GTをより豪華装備にしたグレードです。
走行距離が 17万kmと過走行で 10万km以上走行した車の見本のように 要整備箇所がありますので、通常はお客様に販売してから整備するのですが、今回は事前に整備して行きます。
まずは エンジンマウント アイドリング時の振動が酷く、動かすとエンジン ガタガタ動いてますので、まずここから交換します。
左が現車のマウントで、右が新品です。一見何ともありませんが、真ん中のゴムの高さが全然違うのがわかりますか?7年間エンジンを支えてきた部品ですので、当然劣化しています。
交換後は 症状の 7割方は改善した感じです。アイドリング時の振動は あまり気にならないレベルに収まりましたが、走行時 の前後のエンジンが動く感じは大分収まりましたが、シフト操作時などに まだゴトゴト言う時があります。次は 下側のマウント を交換してみます。
本来予算があれば 今回変えた ベルト側 ミッション側 下側 3箇所全て交換すれば済む事ですが、
それぞれのマウントの役割 症状の出方の違いを探る目的があります。