市川市にお住まいの Sさんのフィアット500 1.2 ラウンジです。お仕事が工業製品のデザイナーの方で、センスが抜群です。このボンネットのアイボリー塗装も、ステアリングの色に合わせてお客様の指定で塗装しました。今回 エンジン始動時に ギーという悲鳴のような音がするという事でお預かりしました。
原因はこれです。スターターモーターの歯車の摩耗です。スターターモーターは、下の小さい筒の方がマグネットになており、イグニッションの操作時に エンジンのフライホイールの廻りについているリングギアに飛び込んでエンジンを回します。
ピンボケ画像で申し訳ありませんが、これがスターター側のギアです。イグニッション操作でギアが下の方に移動しリングギアに噛み込んでエンジンを回します。ギアが摩耗しているのがわかりますか?真ん中から右側のギアの歯が減っています。
実車の装着状態です。13mmのボルト2箇所と電源線を外すだけです。
ただ上側のボルトが、エンジンルーム上方のミッションケースの上に付いているのですが、スロットルボディーの下で、ヒーターホース等があり分かりづらいです。
これ ホイールキャップです。4枚で1万ちょっとです。真ん中がメッキで 廻りがアイボリーっぽいパールホワイトです。
ガバナの革調シートカバーです。外装色にあわせ 淡いブルーとアイボリーのツートンがとても上品です。
こだわりのリアルウッドのシフトノブです。本物の木で出来ているので、固定の時にネジを締めすぎると割れるので注意が必用です。
バイザーはこんな感じで、シフトノブの色と統一され室内のアクセントになっています。