アルファロメオ156 2.5V6 について書きます。ちょうど今在庫で フェイズ1 とフェイズ2 がありますので、ご存知ない方の為に解説します。
156 は おおまかに フェイズ1 フェイズ2 フェイズ3 にわかれていて、フェイズ3はぱっと見で違いが分かるブレラ顔なので、誰でも区別がつきますが、フェイズ1とフェイズ2 の見た目の違いは バンパーが黒モールか ボディ同色か フェンダーマーカーがクリアかオレンジか トランクのエンブレムの下に鍵穴があるかないか ルーフアンテナの有無 といった所です。
内装では 画像のフェイズ2になるとダッシュボードの上にディスプレイがあり エアコン吹き出し口が大きくなりました。フェイズ1は吹き出し口が小さく、夏は暑いです。エアコンに関しては フェイズ1も風量はAUTOですが フェイズ2は デジタル表示のフルオートエアコン で、パネルの廻りがシルバー塗装されています。
そして一番の変更点が 排気ガス規制強化に対応する為 フェイズ1はセンターに触媒1つだったのが、前後マニホールド、センター2個計 4個の触媒になっている点です。パワースペックを見るとほとんど違いはありませんが、実際乗ると高回転域の吹けあがり方が違います。
当社の在庫2台は、どちらも等長フロントパイプ にリア MEXC-S マフラーの組み合わせですが、フェイズ1 は、4000 回転から音が裏返り一気にレッドゾーンへ向けて 吹け上がりますが、フェイズ2の方は イメージ的に 3000回転位が 排気音のピークで、そこから上は 少し詰まったように感じられます。(個人的見解です)
それなので 普段乗る分にはフェイズ2 は 2000回転位で とても気持ちいい排気音ですが、フェイズ1 の方は どうしても4000回転以上 廻したくなってしまうので(あくまで個人的見解です)一般道ではストレスを感じてしまう面があります。