練馬区のYさんの アルファロメオ147 1.6ツインスパークです。納車時から 3千回転以上の吹け上がりが遅くパワーが出ないという症状で、診断機で エアフローメーターの異常が出ていいるので エアフローメーターを交換したのですが治らず という状況で、提携先の アルファロメオ専門の認証工場の ガレージ ル・テオ に相談した所、インテークマニホールドからのエア吸い が疑わしいとの回答だったので、
今回お預かりして、インテークマニホールド(以降インマニ)の交換を行います。エキゾーストマニホールドは、排気熱でボルトが固着しスタッドボルトごと外したりして苦労するのですが、インマニ側は普通にナットが外れるので楽です。但し マニホールドをエンジン本体から外す時は バルクヘッド側一杯で エアコンパイプを傷つけないように気をつけます。
で交換は比較的スムーズに進んで、エンジンを始動しようとした所かかりません。イモビライザーが解除出来なくなっています。診断機を接続すると、通信はしているようですが、エンジンECUにはエラーになり アクセス出来ません。
上記症状の原因は、エンジンECUの配線のアース不良でした。147の場合、スロットルボディーの上の集中コネクタ2つ接続されている部品がエンジンECUなのですが、このハーネスのアース線が
シリンダーヘッドの角に接続されています。仮止めのままで本締めをしていなかったのでアース不良を起こしエンジンECUの通信エラーの為、イモビライザーが解除されない状態になっていました。